研修総括
以下、メーリスで流した週報のコピペです。
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まずはじめに、 この研修では自分に多くの問を投げかけ続けたのですが、
その問に自分なりに解釈する目的の根源は「人生を豊かにしたい」 という単純欲求です。
僕はこの単純欲求のために【自分は何を考え、 どう行動すべきかを考えた】ということです。
どう豊かなの?とか言えるかもしれないけど、 それを考えることに意味があるように思えないし、
心が「豊かな人生であったなぁ」って感じるために
自分にとって最適な行動とか状態が決定されていくわけだから、 前回の週報でも書いたように、
根本的に「豊かな人生であったなぁ」と感じるためには
価値観(自分の価値基準)に従い生き抜くこと
が最期に豊かだったと思える人生だと思っています。
(もうこれ以上深掘りをしても、
人生を豊かにしたい→豊かじゃない人生は嫌だから
みたいな裏返ししかできないようなアウトプットのレベル感変わら ないなっていうものを
最近僕は「単純欲求」と言っています。)
以下、自分がその単純欲求に対して
どんな問を・どんな解釈を・ どんな行動をしたかについて記述します。
(かなり思考過程や自分の解を省いて書いてあるので、 質問や疑問があれば気軽に言ってください。)
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研修で主に何を達成したんですか?
まず、僕の研修のゴールは「価値観を変えること」でした。
そのゴールから研修で行えそうな行動を目標にしてました。
正直、 研修の途中でわけわからん雑魚過ぎなゴール設定だなと反省してい ました。
それは自分が参加する研修自体の特性を踏まえて得られるものとか を考えずに、
普段から自分が思っているような事が過酷なら達成できるのではと 安直に考え、ゴールにしていたと思ったからです。
そのため、研修の途中で
[目標を研修の内容から得たいゴール]:A
[AIESECの研修として得たいゴール]:B
で分けてゴールを再設定しますって週報で書いたのですが、 してません。
なぜなら、 このゴールってどの行動においても今の自分の根底にあるべきもの だし、
しかもA∈ Bじゃん場合分け出来てるようでできてないパターンじゃんとか思 い、
THE AIESEC WAYを読み直した時に、 今の自分にとってのAIESECのこの研修の経験最大化には
「価値観を変えること」
が回りに回って最適と判断したからです。
このゴールを達成したんですか?
はい。正確には、今までの価値観の研鑽と価値観の追加です。とても変わりました。
まあ、話はまた戻って、研修前に戻ります。
「なんで価値観を変えたいんですか?」
冷静にこの問を研修に行く前に考えるべきでした。
渡航前は
「 価値観が高校の時から変わってないってなんか自分何も成長してな いんじゃね?え?汗
じゃあ自己成長のためには価値観変えなきゃ!」
みたいな短絡的な発想だったため、価値観の変化→自己成長
っていうよく聞くことを鵜呑みにしてゴール設定し、 自分なりに価値観の変化を咀嚼できていませんでした。
*自己成長と価値観変化の関係とは?
日々自分の価値観に従った行動をする
→ 何かしらのきっかけで今まで大切にしていた価値観とは違うものに 出会うor優先順位に変化が起こる
→過酷な環境に身を置いた方が価値観の変化が起きやすい( その環境では今までの価値観の中で本当に自分が大事にしているも のがわかるから)
→なりたい像や成し遂げたいことが変わってくる
→やるべきことが変化する
→目指す方向が変わったり、遠くなったり明確になり、 それに向けてアクションが起こせる。
→現状維持でなく推進による自己成長
と先輩方との話を参考にして納得したので、 これをするためには自分の価値観をまず認識する必要があることか ら、
前回の週報で「価値観とは」というのについて記述し、 価値観の重要性について考えを書きました。
把握した価値観は過去から考えたことなので、 今まで大事にしていた価値観を元に
達成したい価値観って何?
っていう未来志向で考えると、
- 理想の社会とは
- 理想の自分とは
- 志とは
- なぜ、何のために生きているのか
などの自分が向かう先を問う問を自分に投げかける必要があると思 い、自分なりに考えました。
(ここで言う「必要」 や未来志向をする意味というのは最初に記述した
「人生を豊かにしたい」という単純欲求を満たすためのものです。 )
そしてこれらを考えると自然と
- 社会課題に取り組む意義(Facebookで投げたやつ)は?
- 利他の精神って?(自己満かなって思っていたことへの解釈)
- AIESECの価値、提供するものって?
に対する考えのヒントを実体験を元に確実に得られたと思います。
結局、 最初は自己成長のために価値観を変えるような研修をしたいって思 っていたけど、
考えれば考えるほど、 自己成長なんて結果現象でしかなくて目的ではないという思いが強 くなりました。
価値観をしっかりと把握し直し、その価値観に従い行動し、 さらに未来志向で問を自分に投げ続けることで、
上の問いへの解釈が明確になっていき、 自分の殻が1つ2つと破れていく感じが研修を通してありました。
だから、結果論でしか無いけど、「価値観を変えること」 という研修の目的をどうにか果たそうとすることで、
結果的に自分は成長した6週間になったなと思っています。
これが僕なりのLife Changing Experienceでした。
前回の週報の問に関して
「志とは」が前回皆さんに僕が投げかけた問です。 自分なりの解釈をかいつまんで記述します。
まず志を考える必要性を自分で納得した後に、混同し易い言葉「 夢」「志」「目標」について定義して、
「志」を立て、「夢」を持ち、「目標」に向かって日々生きる。
が自然な流れだと判断しました。
「志」が利他的で社会の人々の想いを汲むものであり、 夢が利己的なものだとするならば、
「志」は「自分が理想の社会(人々の想いを汲んだ)
したがって
「志」を立て、「夢」を持ち、「目標」に向かって日々生きる。
↓
「自分が理想の社会のため人のためにどんな人間でありたいか」
「自分がその志のためにしたいこと」をいくつでも出し、「目標」
かなって今は思っています。
「志」:「
これが前回皆さんに投げかけた問の自分の解釈です。
ただ、まだ自分なりのアウトプットは出ていません。
「デジタル情報革命で、知恵と知識の共有を推進し、 人類に貢献する」
これは孫正義の志ですが、 これを考えるのに1年半を要したそうです。
志は今後の人生全体に影響するものだと思うので、 僕も考え抜きたいと思います。
研修全体のまとめ
あれ?橋谷研修で内省しかしてないの? とか感じるかもしれません。(そんなことないよ笑)
AIESECの研修で得られるものは大まかにスキルとマインドに 大別して考えられます。
僕が参加する研修は主体性や難易度の面からもともと持ってるスキ ルを求められる研修だと思っていたので
スキルを得たい・研鑽したいというよりも、 自分がもっているスキルをぶつけ続け、
その過程でAIESEC特有の環境を感じながら、 マインド面に磨きをかけたいと思って参加しました。
もともとのスキルに向上が見れたのはもちろんだけど、
僕が重きを置いていたのはマインドなので、 どの週報もマインドに関するものばかりでした。
(この研修は具体的な内容を公表できないことも理由の一つ)
また、この環境は普段のコンフォートゾーンでないために、 社会に対する「自分」がとても鮮明になるため、
マインドの変化が捉えやすく、自分の掲げたゴールに向かうために は?を考えやすかったです。
社会との境が明確になった「自分」に向き合い、
その「自分」を通して、社会を見直し、行動する
これが、僕の研修の全てです。
しかし、 価値観を考えていく中で出てきた上のような問に自分の解釈を出せ ば出せど、抽象度が高すぎて、
現在、具体的に何をしたら良いんだろ?みたいな状態かつ、 そういう解釈と自分の夢(利己的なもの)の関係性に関して
まだ解を見出だせていません。
要するに、 これを掲げたしこれを達成したいことに疑問は無いけど、 自分の夢と結びつけて考えるってどうするんだろう。
ということです。
そのため、 長期的または中期的にやりたい具体的なことが定まらず、
研修後に何をするかが明確でなく、 目の前のことって感じのアウトプットで止まっています。
まあでも問に対する自己解釈の抽象度を下げていくってことが
今自分が止まっているところから動くための第一歩ってことだと思 うので、
それを帰国までの時間で行い、 その後に具体的に何をやるか考えます。
最後に
研修内容に、身の回りの社会に、そして自分にと
何かと考えることが多かった6週間でした。
自分の質問に丁寧に対応してくださった先輩方、 本当に有難うございました。
またEPマネとしてサポートしてくださったかたりささんゆうすけ さん有難うございました。
【感動体験を提供すること】
これは営利非営利・ 企業学生団体など枠やそれぞれの目的に囚われず、
人にサービスを提供していく者たちが忘れてはいけない信念であり 根幹だと感じています。
苦しかったこと辛いこと悲しいことを乗り越えて喜びや感謝に変わ る感動。
今までできずにもがき苦しんでいたことが出来るようになる感動。
人は細かな枝葉のような理由とかでなく、
幹の部分として感動的なものに魅力を感じ、 感動的なものに惹かれるのかなって思います。
研修に参加した人はその大きさ問わず感動する体験を多く感じたの ではないでしょうか。
AIESECという繋がりや現地での繋がりなど人に対して
達成したいものや乗り越えたいものに対して
普段とは違う景色や情感に対して
様々な対象に感動を感じられたと思います。
僕はそのどれもに対して多くの感動を感じました。
AIESECの活動はその感動体験が理想追求という意義深さの中 に多く詰まったものであるために
ここまで大きな団体となり、 多くの人を惹きつけてるんだなって思います。
この経験を必ず今後のLCさらには人生に活かしたいと思います。
ありがとうございました。