バリューとは
6月2日、Beyond The Railというイベントに参加してきた。
学生時代に自分の好きなことを貫いた3人の今というサブタイトルで開催され、3人のパネルディスカッション方式で進んでいった。
山中勇成さん:最年少未踏クリエーター
駒下純平さん:ラブグラフ代表
川野優馬さん:LIGHT UP COFFEE代表
の3人
この講演会には自分にとってキーワードがいくつかあった。
3人の話を聞いていると、きっかけは本当に小さなことでテレビドラマやサークル内の活動、アルバイト先といったものだった。
これらのきっかけは気づきそうで気づかないし、日々の生活のルーティンワーク化により埋もれてしまうものだと思う。その中で自分にとって熱中できるものに気づけた3人が大きく頷いていた考えは「小さな決断をする」というものだ。
これが1つ目のキーワード「小さな決断をする」だ。
「小さな決断をする」これはできそうでできていなかった気がする。自分にとって大切かもしれない情報を得ようともせず、その情報にふれてもおざなりにしていた自分に気づかされた。イベントへの参加を決断することも「小さな決断」であるし、そのイベントで得られる知識・情報は価値のあるものになると思う。
また、自分にとって何が熱中できるものなのか分からない段階でその決断をせずに何にも取り組まなかったら、大学生の価値を失うと感じた。
3人のうちの一人駒下純兵さんは自身の趣味であるカメラを手段と断言していた。カメラで景色をおさめることが目的であり、やりたいことなのだと勝手に思い込んでいた。しかし、駒下さんは周りを幸せにすることが目的と言っていた。だからこそ会社経営も自分の中での位置付けを明確にしたまま取り組めるという。
3人とも単に趣味の延長なのかと思ったが、川野さんならコーヒーの良さを知ってもらいたいなど、それぞれが抱く目的があった。
「目的を持っているかいないか」これもキーワードとして受け入れている。
自分は将来やりたいことがわからないため、このようなイベントに参加し直近でやりたいことをやり通す人たちを見たが、生き生きと語る姿に自分の目標の姿を見出した気がする。
懇親会においても志を持ってイベントに参加している人たちとの会話では、自分は語るものが何もなく、ただ「やりたいことを見つけたい」などとしか言えなかった。
語るものがない時点で自分に価値を認めてくれるはずがないと痛感した。
今将来について何も見えていない自分に焦りを感じているが、多くの機会に飛び込み、多くの人に触れ、自分が感じることを大切に生活しようと思う。その上で自分の価値として語れるものを身に付けたいと思う。